2025年度4月の研修

4月の研修は 「ハラスメント防止の研修」 を行いました。

今月は、訪問介護の現場で私たちが直面することのある“カスタマーハラスメント”について、理解を深め、適切に対応できる力を身につけるための研修を実施いたしました。ご利用者様やご家族との関係を大切にしながら、職員の心身の安全と尊厳を守るため学んでいきたいと思います。

研修を受けたヘルパーからは、

☆高次脳機能障害の方で暴言を吐かれる方がいますが短期記憶が低下され一時的な事もあり傾聴しているうちに落ち着かれます。全てカスハラときめつけず対応にきを付けたいと思いました。

☆「ハラスメント」の状態になると、話し合って解決、等のレベルを超えていることが多いことから、研修資料にある様に、最終手段として、解約解除などで物理的にハラッサーと距離を置く必要がある様に思います。
一方、職員個人ではハラスメントへの対応が難しいことから、職員がハラスメントの相談をしやすい体制づくりを事業者が構築することが求められると考えられます。その際、制度を創るだけではなく、相談のしやすい雰囲気づくりなどハラスメント対応に取り組むためのシステム運用の在り方も考える必要がある様に思います。

☆カスタマーハラスメントは 介護の場面においてつきものです クレームや不満に対して は努めて冷静に向き合い切り抜けているのが現状です
長年のヘルパー経験から思うのは 利用者様との関係作りは大事だなと思います 個性を享受し冷静な対応で 少しでも安心感をもって頂ける サービスを行う その事を心がけます

☆言葉一つで相手を傷つけたり傷つけたられたりするので、受け答えの仕方には特に注意をしなければいけないと思います。
これハラスメント?と感じたら事務所に 相談することが大事だと分かりました。

と様々な貴重な意見が出ました。

訪問介護の現場では、さまざまな事情を抱えた利用者様と関わる中で、時に対応に悩む場面もあるかもしれません。大切なのは、利用者様の思いに寄り添いながらも、自分たちの心と体を守る意識を持つことです。今回の研修を通して、より良い関係づくりのヒントを持ち帰り、これからも、思いやりと安心が両立するケアをスタッフ一丸となり育くみ、実践していければと考えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です