2024年度8月の研修
8月の研修は「 プライバシー保護の取り組みに関する研修」を行いました。
※参考サイト&資料:訪問介護のポータルサイト ヘルパー会議室*「訪問介護のプライバシー保護取り組みマニュアル」
今月の研修内容を受講することは、私たち訪問介護に従事するヘルパーが、日常業務においてどのように個人情報を扱い守っていくべきかを再確認し、改善していくための重要な機会だと考えています。プライバシー保護は、利用者様に関わる職員全員が信頼され、また信用し続けて頂くために欠かせない重要な要素です。つなぐの職員はベテランが多いですが、この研修を通し、今一度プライバシー保護について・取り組みについての知識を再確認し、新たな情報をインプットさせるためしっかりと学びたいと思います。
研修を受けたヘルパーからは、
☆ 自分に置き換えて物事を考えてから冷静に落ち着いてる利用者さんと接せれるよう務めていこうと思いました。
☆ ご利用者様と長いお付き合いになれば信頼関係が出来る一方で過剰に個人情報を入手してしまう場合もあり常に介護士と利用者様の関係性のもとサービスに取り組みたいと思います。
☆ 私は、自分がされたら嫌なことをしないということをモットーに生活しています。なので、今回の研修はとても共感でき、より気をつけようという思いになりました。
☆ 参考にはなりましたが私には内容が多すぎ全部読解出来てません 願わくは何回かに分けて提案していただくわけには・・プライバシーの問題は永遠のテーマ ヘルパーとして悩む事が多く明答はないです
☆ 日頃からケアにはいる際、プライバシーには気をつけて介助してますが、つい急いだり、慌てたらすると,声掛けせずに介助したり、タオルなどかけずに丸見えの状態で介助していたり、自分ではいけていても,利用者がきになるところが違うこともあり、毎回声掛けしていかなければならないと感じました。言葉遣いにしても同様である。また訪問先の外で利用者の事を話していたら誰が聞いているかわからないので気をつけなければならない
☆ 大変為になる研修内容でした。具体的事例がたくさん挙げられており、また訪問介護に特化された内容で分かりやすかったです。プライバシー保護の観点を今まで以上に持ってサービス時間内外の行動を律していきたいと思います。
☆ 個人情報保護がきちんと出来ている企業・法人であることを示すものとしてプライバシーマークの取得がありますが、取得にあたって様々な要件があり、今回の研修の様な内容がきちんと出来ているか、職員の個人情報も保護されているか、個人情報保護に関する諸規程・マニュアル類が作成されているか、それらの取り組みを検証・アップデートする仕組み(システム)が構築されているか、などが問われる様です。今回の研修では主に利用者の方に関する内容ですが、個人情報の定義が普通にイメージするよりも広く考えられていることがわかります。また、サービスを提供するにあたって、かなりセンシティブな情報を扱うこともあり、扱い方を間違えると利用者の方の尊厳或いは人権に関わる可能性があり得ることを意識させられました。個人情報保護の遵守が利用者の方の人権の擁護であるという考え方をする方もいらっしゃいますが、確かにそういう側面は強いのではないかと思います。
☆ 今回の研修で改めてプライバシーを尊重する意識を持ち責任と重要性を再認識しました。
☆ 利用者様が気持ち良く生活できる配慮を常に心がけてサービスを提供していきます。
☆ これからも、利用者さんのプライバシー保護を徹底することを心がけようと思うと同時に、プライバシー保護の本質は、自分がされて嫌なことを相手にしないことだ、と言うことを肝に銘じてこれからもケアに取り組みたいと思いました。
☆ メモなど書いた際 気を付けようと思います。
☆ 人の価値感はそれぞれで、悩む時がありますが、自分がされて嫌な事は相手にしないことを基本にしてサービスに入りたいと思います。自身での生活の中でも情報の漏洩など気を付けていかないと改めて思いました
と様々な貴重な意見が出ました。
今回の研修で出た意見の内容はまさにその通りで、プライバシー保護に関して持っている知識を持っているだけでは意味がなく、知識をもとに規定やマニュアルの作成・委員会等の設置と生きた運営を行う等のシステム構築を行うことは必須です。また古い情報で満足せず、新たに学んだことをきちんと個々人が理解意識し、そして全員が一丸となって取り組み実施することで、事業所がさらに強固な信頼関係を築けるようにしていくことができます。これからの日々の業務においても、今回の学びを常に意識することは勿論、今後も事業所全体でプライバシー保護に関する最新の知識を身につけられるようアンテナを張り、得た知識や情報をどのように活かすべきか常に考えていきたいと思います。