2024年度5月の研修
5月の研修は「倫理および法令遵守に関する研修」を行いました。
今回は、世界文化社 へるぱる掲載内容を資料として
「個人の問題では済ませない!倫理・法令遵守の意識は事業所全体で養おう」
※なぜ倫理・法令を守るのか、どんな法令があるのか
※法令遵守意識は介護の基本
※職業倫理を改めて考える を学びました。
利用者の住居を訪れて提供される訪問介護サービスは、利用者の人生観・価値観等を受けとめ、相互信頼関係のもとに実施することを強く求められます。また、益々多様化していく時代や社会、利用者やご家族のニーズに合わせ法令等も次々と変更される事が予想されます。そのような難易度の高いニーズに対し、更に高度なサービスで対応していかなければなりません。そのような中、ホームサービスケアを行うヘルパーは、人の生命・尊厳・人権等すべてを尊重し、法令遵守のもとプロフェッショナルな専門職としての自覚をもち、真摯に仕事に取り組むことが求められます。
研修後アンケート方式で、倫理・法令遵守の観点から、判断に困ったときはあったか、判断に困ったときどうしたか等の意見を出してもらいました。つなぐのヘルパーは皆、専門性の確認のため毎年「倫理綱領および法令遵守について」学び、自らの仕事に誇りを持ち、日々切磋琢磨し高度な専門性を発揮して日々懸命に働いています。
研修を受けたヘルパーからは
「何度か失敗したことがあるので迷った場合は事務所に聞くことにしています。」
「介護保険制度により決められたことは、利用者、ヘルパー、事業所を守るものであるので、何事もしっかりと伝える事がとても必要であると感じています。」
「断る時の言い方で相手を傷付ける事がある 相手の表情見ながら丁寧に断る事がこれから長い事付き合っていけるのではないかと思います」
「実際の事例・それに対する具体的な対処法等が補足で載っていればより今研修が有意義なものになるのではないかと感じました。」
「断りきれない、どのように声掛けをしたらいいのかが分からないことが多いので対象方法を知りたいです。」
「利用者様と信頼関係が強くなればなるほど今回の研修のような事例が一層増えると思います。 大変、勉強になりました。」
と、ベテランならではの視点での考えや、対処法・意識の高い意見があがり、更に現場の質が向上したと感じています。